← 地図にもどる
掲載のルールと出典
令和8年熊本地震 生活支援把握マップ/被害状況把握マップ
運営
このマップは
サグリ株式会社が、令和8年熊本地震の被災地支援のために
無償で運営しています。
サグリ株式会社について
公的機関の発表ではありません。
掲載しているのは、公的機関の発表・報道・現場で確認できた情報を集めて整理したものです。
避難や救助の判断は、必ず自治体・消防・警察の案内に従ってください。
誤りにお気づきの場合や、掲載の取り下げのご依頼は、
LINEからお知らせください。
掲載のルール
掲載するのは次の3つだけです。
① 公的機関の発表(消防庁の被害報はPDF本文を自動で読み取り、原典へのリンクを付けています。自治体の防災サイトは10分ごとに自動取得)
② 報道機関の記事(媒体名・時刻・リンクを明記)
③ 現場の写真と正確な位置が確認できた投稿(写真がないもの、位置が確定していないものは掲載しません。運営が1件ずつ写真を見て確認します)
SNS(X等)の投稿だけを根拠にした情報は掲載しません。
投稿だけでは内容と場所を確かめられず、誤った情報が地図に載ると救助や復旧の妨げになるためです。
同じ理由で、発表主体が違う数値(死者数など)は足し合わせず、出所ごとに並べて示します。
解決が確認された事象は解消済みに変わります。
公的情報・関連マップ
データの更新タイミングと情報源
| 震度・余震(気象庁)・X収集 | 10分ごとに自動更新 |
| 報道・公的発表・解消状況 | 10分ごとに自動再収集 |
| 現地からの投稿 | 即時(AI自動審査) |
| 公的機関の新規公開 | 10分ごとに確認 |
情報源: 気象庁(震度・余震データ)/報道各社(NHK・日経・FNN・ANN・NNN・共同通信・地元局 等)/総務省消防庁・県警の発表(報道経由)/九州電力・通信各社の発表/X(Twitter)投稿(Yahoo!リアルタイム検索経由で収集)/現地からの投稿。各項目のポップアップに個別の出典と時刻を明記しています。
凡例
種別: 🆘救助要請 🏚建物 ⚠道路 🌉橋・高架 🔥火災 🚃鉄道 💧液状化 ⛰土砂 🚱断水 🌾農地 ❗その他
施設: 🏥医療機関(枠の色=受入可/制限中/受入停止) 🏫避難所(開設中/混雑/灰=閉鎖)
優先度: 緊急(人命・救助)高(インフラ)中解消済み
震度:
7
6強
6弱
5強
5弱
情報源:
公的行政提供事業者・現地提供報道現地からの投稿
SNS(X等)の投稿だけを根拠にした情報は掲載していません。投稿だけでは内容と場所を確かめられず、災害対応の妨げになるためです。掲載しているのは、報道・公的機関の発表と、現場の写真+正確な位置が確認できたものだけです。
詳細な場所が特定できていない情報は、ピンではなく点線の円(おおよその範囲)で表示します。
免責
本マップは公開情報等を集約した参考情報です。避難・救助・移動の判断は必ず自治体・警察・消防の指示に従ってください。「未検証」情報は公的に確認されていません。掲載時刻・出典を各項目に明記しています。報道の写真は転載せずリンクで示します。SNSの投稿だけを根拠にした情報は掲載していません。
出典: 気象庁ホームページ(加工して作成)/国土地理院(地理院タイル)/各報道・投稿(各ポップアップに記載)
🛰 地殻変動(だいち2号・干渉SAR)の図の読み方
国土地理院が「だいち2号」(ALOS-2)の観測データを干渉SAR解析した結果、
日奈久断層帯の北西部で最大約50cm、南東部で最大約10cmの「衛星に近づく変動」が検出されました。
使われたのは2025年8月12日と2026年7月28日のデータです。
この図は何か
同じ場所を2回、人工衛星のレーダーで観測し、電波が往復する距離の差から
地面がどれだけ動いたかを面的に測ったものです。GNSS観測点(△)は点でしか測れませんが、
この方法は広い範囲を隙間なく測れます。
色は何を表すか
色は「衛星から地表までの距離が何cm変わったか」を表します。ただし絶対的な色の意味はありません。
同じ色が繰り返し現れる縞模様(干渉縞)で、色が一巡するごとに約12cm変化しています
(だいち2号の電波の半波長)。
- 虹の並びが左向き(水色→青→紫→ピンク)=衛星に近づく変動。今回は東側の上空から観測しているため、隆起または東向きの動きです。
- 虹の並びが右向き=衛星から遠ざかる変動。沈降または西向きの動きです。
- 縞が密なところ=変動が急。狭い範囲で大きく動いており、構造物への負荷が大きい場所です。
- 縞が急に途切れる線=断層のずれが地表に現れた可能性がある場所です。
- 砂をまいたようなざらざらの部分=「非干渉」。2回の観測の間に地表が大きく変わったため計算できていない場所で、ここ自体が激しい変化の手がかりになります。
この図から分かること
- 日奈久断層帯に沿って縞が集中し、断層の北西側でとくに大きく動いています。
- 八代平野から宇土半島にかけて縞が広がっています。橋・道路・水道管・用水路など長くつながった構造物は境目でずれが集中しやすく、点検の優先順位を考える材料になります。
- 農地では、わずかな傾きの変化でも用水路の勾配や田面の水回りに影響します。面的に動きが分かることは、営農再開の判断にも使えます。
読むときの注意
- 測れているのは衛星と地表を結ぶ視線方向の距離の変化だけです。上下・東西・南北を分けた立体的な動きは、この1枚だけでは決められません。
- 精度は一般に数cm程度。観測の条件が違うと、同じ変動でも見え方が変わります。
- これは速報であり、詳しい分析で内容が更新されることがあります。
- 地図に重ねた図は、画像の緯度経度の目盛りから位置を合わせています(誤差は数十m程度)。厳密な工学的判断には原典をご利用ください。
赤い線は主要活断層帯(地震調査研究推進本部)、△は国土地理院のGNSS観測点、
×は震央(2026-07-28 16:27・深さ16km・M7.1/気象庁発表)です。
地図に重ねられる衛星・航空写真
- 発災後の空中写真 7/29(国土地理院・正射画像)=地震のあとに撮影された航空写真です。転載自由・出典明示で使えます。
- 空中写真(発災前)=地理院の航空写真。被災前の状態と見比べるのに使えます。撮影時期は地域ごとに異なります。
- だいち2号の変化抽出=JAXAのALOS-2から作成したものです(非商用利用が条件)。読み方は下に書いています。
🔺 発災前後で変わった場所(だいち2号・変化抽出)とは
同じ人工衛星が、同じ軌道・同じ角度から同じ場所を2回観測し、
レーダーの返り方がどう変わったかを色にした図です。
今回は平常時(2025年8月12日)と発災直後(2026年7月28日 23:30)を比べています。
夜でも雲があっても観測できるのがレーダーの利点で、発災当夜の状態が分かります。
色の読み方
- 赤=発災後に強く返るようになった場所。
がれきや裸地のようにでこぼこが増えると、レーダーはあちこちに散乱して強く返ります。
- 青=弱くなった場所。
水がたまる・平らになると、レーダーは反対側へ跳ねて戻ってこないため弱くなります。
- 灰色=変化が小さい場所。明るさはレーダーの返りの強さそのものです。
これは「壊れた場所」の図ではありません
ここがいちばん大事なところです。この図が示すのは「変わった場所」であって「被害があった場所」ではありません。
実際、次のようなものが被害と関係なく色づきます。
- 川や海の水面。波や潮位で毎回変わるため必ず色がつきます。
画像の中で川岸に沿って赤と青の線が並んで見えるのは、これと2時期の位置合わせの残りによるものです。
- 田畑。稲の育ち具合や水の張り方で返り方が大きく変わります。
平常時が2025年8月、発災後が2026年7月と11か月半あいているぶん、季節や作付けの差も入っています。
- 工事現場や駐車場。資材の置き方や停まっている車の数でも変わります。
ですから「ここが色づいている=被害がある」とは読まないでください。
実際に何が起きたかは、空中写真・報道・現地の情報で必ず確かめてください。
この図の使いどころは、被害が報じられている場所の裏付けや、
まだ人が入れていない範囲の当たりをつけることです。
見やすくするためにしていること
レーダーの画像は1画素ごとにざらつき(スペックル)が乗るため、そのまま引き算すると
画面全体がノイズで色づいてしまいます。そこで7×7画素の平均をとってから比べています。
また2時期の位置を1画素(2.5m)まで合わせています。ここを合わせないと、
川岸や道路の縁が「片側が赤・反対側が青」の対になって現れ、変化に見えてしまいます。
対象の範囲
比較に使える平常時の観測が同じ軌道の1シーン分しかないため、
八代市・氷川町・宇城市・熊本市南部など14地点を作っています。
熊本城と島原・眉山はその範囲の外で、比較する平常時のデータがないため作れていません。
この2か所は、発災後の空中写真(国土地理院・7/29撮影)でご確認ください。
観測: JAXA「だいち2号」(ALOS-2/PALSAR-2)/原初データの配布者: JAXA。
非商用目的での利用を条件とするデータです。解析はこのマップの運営によるもので、JAXAの公式見解ではありません。
データの出典
← 地図にもどる